ネクタイは毎日着ける割にはクリーニングの頻度はメチャメチャ低いので月に1回はクリーニングお勧めです
特に食事など頂く時には真っ先に食べこぼしのシミが付いたり致しますのでチェックしてシミ抜き致しましょう
はい、お客様からのご質問でネクタイをクリーニングに出すと、出す前には無かった白いシミが浮き出てきたと言うご質問があります。
実はその現象には理由があります。
それは元々から付いていた目には見えなかったタンパク質の汚れがドライクリーニングする事によって浮き出てきたと言う事が考えられます。
クリーニング屋さんではシルクのネクタイは基本的にドライクリーニング致します。
ドライクリーニングはお洋服に付いた油汚れが接着剤の代わりをしてしまい汚れやホコリを付着させてしまっている状態の原因である油汚れを取り除きキレイにする洗浄方法です。
今まで付いていても油のグリース効果(油分が光を乱反射させる事により白く見えない事)により今まで見えなかった水溶性のシミの油分が飛んでしまい、残った油に溶けない水溶性のシミが白く浮き出てきて見えます。
それがドライクリーニングをした後に出てくる白いシミの正体です。
おはようございますオノウエです。
よって、その白いシミは油分の抜けたタンパク質ですから、水溶性の処理をしなければ取れないと言う事なんですね♪
シルクのネクタイはデリケートな素材で出来ている為にいろんな事が起こります
ネクタイは毎日着ける割にはクリーニングの頻度はメチャメチャ低いんですが、お食事等を頂く時には真っ先に食べこぼしのシミが付いたりブラブラして擦れたりするんです。
タンパク質の汚れは時間が経つと酸化(酸素に触れる事により劣化する事)して変色したり生地を傷めます。
しかもシルク自体がタンパク質で出来ておりますので汚れが酸化(酸素に触れる事により劣化する事)致しますと、その酸化(酸素に触れる事により劣化する事)による劣化はシルクのネクタイにとってはかなりのダメージを負う事になるんですね。
もし、
シミや汚れが気になりましたら染み抜きの出来るクリーニング屋さんに是非ご相談下さいね。
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。