濃色の合成皮革ショルダーバッグを肩から掛けて歩いていたらジャケットに色が移ってしまった

濃色の本革ショルダーバッグを持つ時には気を付けましょう

はい、実は以外にも多いのがこのバッグからのお洋服への色移りのご相談なんですね。
バッグのお洋服への色移りと言っても2種類あります。

本革のバッグからの色移りと、合成皮革のバッグからの色移りです。

本革のバッグの場合には色の出やすい条件としては、摩擦が発生する事と色が移る対象同士に外的要因である雨や人体から出る汗などの水分が発生している事が関係しているんですね。

特に雨の日に濃色の本革ショルダーバッグを使用しておりますと当然の事ながら少しでも水分が付着する状況が発生してしまいます。

濃色のショルダーバッグを肩から掛けて歩いていたら水分で緩んでしまった色が、擦れによる摩擦で更に緩んでしまった色がジャケットに付いてしまうという事が起こるんですね。

それと合成皮革の場合ですと多いのが、合成皮革が寿命による劣化で剥がれたりネトっと軟化したりしている状態で擦れによる摩擦によりお洋服に移ってしまうという事が多いんですね。

おはようございますオノウエです。
どちらにせよ染み抜きをすればある程度は取り除く事が可能ですので是非ともお声掛けくださいね♪

 

本革の色移りは「色素」の場合が多く合成皮革の場合の色移りは「生地劣化」による色移りが多く両方共に「水分」と「摩擦」が原因一つです

本革の場合の色移りは殆どが「水分」と「摩擦」による色移りです。

対して合成皮革の場合の色移りは「生地劣化」による色移りが多く、色素というよりは合成皮革の劣化したペンキの様なカスが物理的にお洋服に付いてしまう事が多いのです。

対策としては本革の場合には雨の日には使用しない様にする事や、賛否はありますが撥水加工を施す方法もあります。

ただし、皮革製品に撥水加工を施してしまいますと撥水コーティングされた薬品は本革から取り除く事は難しく、その状態で付いてしまった汚れが逆に撥水加工が仇になり中々取れない頑固なシミとなり残ってしまいます。

一長一短ではありますのでそのバッグの形状や皮革の具合によってその方法をご自分で選ぶ事になってしまいます。

ちなみに合成皮革の劣化は生地自体の寿命であり確実に起こりうる事ですので防ぎ様はありませんが、部分的に少しだけの劣化なら色修正(染色補正)で延命する事は可能です。

色修正(染色補正)は飽くまでも一時的な延命処置ですのでいずれはダメになってしまいます。

でもお洋服の方は染み抜きを行えば今回の事例の様に、殆どの場合には取り除く事が可能ですのでシミ抜きの出来るいつもの信頼するクリーニング屋さんにおまかせ下さいね。

【皮革製品のお洋服への色移りが起きてしまった染み抜きのご相談はこちらまでご連絡くださいませ】

ではでは~。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。#鬼桐さんの洗濯 #ふかさくえみ 

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。