お洋服生地の関節部分はスレや汗により白くなり易いですがそうならない為の対策はご存じでしょうか?

もしも白くなってしまった場合でも生地の色を再び白く見えない様に修正する「色修正(染色補正)」と言う技術があります

はい、お洋服の脇の等の人間の関節部分には擦れによる摩擦が生じやすく、更には体温や汗により湿気も含みますので生地がウールの場合には生地の「フェルト化」を促進させる事にもなってしまいます。

「フェルト化」とはウールの生地に水分と摩擦と熱が発生する事によって、生地が絡まり縮んで固くなってしまう現象です。

着用時には特に脇や膝の部分に発生しやすく、ウールのお洋服をお洗濯して起こった場合のフェルト化はそれが全体的に表れてしまっているので縮んでしまっている状態になるんですね。

おはようございますオノウエです。

話がそれてしまいましたが、お洋服の生地にとってやはり水分と摩擦と熱は微量なら染み抜きやお洗濯等の良い方の効果を発揮します。

ですが、限度を超えてしまった水分と摩擦と熱が発生した状態の場合にはお洋服に多大なダメージを与えて仕舞いかねないんですね~。

 

擦れや汗等のダメージを減らすにはお洋服の連続使用を避けて休ませてあげる事も長持ちさせる一つの方法です

「色(色素)」が既に無くなってしまっているのなら今回の様な「色修正(染色補正)」が必要になってきますが、擦れや汗等のダメージでそうなってしまう前にそうならない様に対応する事も重要です。

ウールは呼吸しているとと言う言い方を聞いた事があるかも知れませんが、ウール繊維は人間の髪の毛と同じ様に「スケール」と言ううろこ状のキューティクルの様な状態になっています。

その「スケール」が水分である湿気を含みますと膨らんで水分を発散させる効果がありますので休ませてあげる事が大事なのです。

擦れによる白化現象が起こる原因は物理的な力なのですが、水分である湿気が生地に含まれておりますと白化現象を早めてしまいますので同じくお洋服を休ませてあげる事である程度の対策が出来るのです。

休ませる頻度としてはシルクのネクタイの場合でしたら着用する間隔を約10日ぐらい開けてのローテーションがダメージを蓄積させないで発散させる一番いい間隔なんですね。

この休ませてあげる期間は実際にシルクのネクタイを製造しておられる工場でお伺いしたお話です。

シルクはウールよりも基本的には繊細ですから、ウールの場合でしたら丸1日着用した場合には後に2日ぐらいは最低でも休ませてあげるぐらいの間隔でも大丈夫だとは思います。

どんなお洋服でもそうなのですが連続着用によるヘビロテはダメージが大きいので出来るだけ着用頻度の間隔を開けて休ませてあげましょう♪

もしも色が変化した場合にはご相談下さいませ!

ではでは~。

【染み抜きや変色のご相談はこちらまでご連絡くださいませ】

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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