着用頻度が高い場合にはお洋服にはかなりのダメージが蓄積してしまい生地がフェルト化してしまう事も


ウール生地の場合には熱と摩擦と水分が加わってしまいますと繊維が変化して生地がフェルト化してしまう事もあります

はい、ウールのお洋服の脇の生地部分がなんとなくグチャっとして縮んでいる感じで、硬くなった様に感じる事はありませんでしょうか?

実はそれ実際に生地の繊維が膨張してしまい、ウール繊維のスケールと言われる人間でいう髪の毛のキューティクルの様な部分が変化してしまったからなのです。

おはようございますオノウエです。

同じお洋服を連続して着用したりお洗濯やクリーニング頻度が低すぎる状態ですと得に起こりやすい現象がこの衣類の「フェルト化」なんですね。

 

「フェルト化」とはこの様にウールにあるキューティクルのようなウロコ状のスケールが水分を含んでパッと開いている状態で起こる現象なのです

この状態ですと周りにある隣同士のスケールの開いたウールの繊維が一方通行にしか進めなくなってしまい、繊維が動いた時に元に戻れなくなり複雑に絡んでしまった状態の事を「フェルト化」と言うんですね。

これが「縮む」という状態です。

こうなってしまった場合には軽度の場合はまだある程度は元に戻せますが、酷い場合ですともう元には戻す事が出来ません。

表の生地はこの様なリスクもありますし、裏地の場合には色抜けや擦り切れ等のダメージが発生致しますので着用し過ぎない様に一度でも着用したのならその後のメンテナンスはシッカリと行いましょう。

 

この様なリスクを防ぐ為には同じお洋服を連続して着用しない様に1日着用したら3日休める等の間隔を開けましょう。

更に着用後にはお洗濯やクリーニングを行い水溶性の汗の成分をシッカリと取り除いてから保管致しましょう。

部分的に汚れやシミが気になる場合にはクリーニング屋さんの「部分シミ抜き」で気になる部分を重点的に取って頂きましょう。

汗や皮脂汚れは見た目には分かりにくいですが時間が経つと皮脂汚れや汗が変化して黄ばんでしまったりと目に見える様になりますので、早めの対応で生地にダメージが蓄積する前に取り除いてしまいましょう。

ではでは~。

【遠方の場合の衣替えの染み抜きのご相談はこちらまでご連絡くださいませ】

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。