雨の日に濃色のインポートブランドのお洋服は特に着用しない様に致しましょう
フランスとイタリアの生地のお洋服は特に要注意です
はい、最近は雪もまだ降ってきたり雨の日も多いですよね。
そんな日には天気予報で前もって分かる場合、濃色の特に原色系のお洋服は着用しない方が無難です。
濃色のお洋服の場合は色が滲んだり移ったりしない様に作られているのですが、たまにその色が滲んだり移ったりしない様にする為の製造工程が不十分の場合でそのまま製品化された場合には水が付くと色が出ます。
雨が掛かったり汗をかいたりするとその水分で色が滲み出たりするんですね。
特に長時間に渡って水が付いてしまったままだと色が滲む現象が起こりやすいです。
おはようございますオノウエです。
もちろん滲んだ色を取る事も可能ですが、生地の状況によっては完全には元に戻らない事もあります。
ですので着用の時点で気を付けたいですよね♪
なぜインポートブランド品には気を付けなければならないのか
ええ、私クリーニング業をしておりますのでお客様からインポートブランド品のシミ抜きや色移りや滲みを直すお仕事もよく頂きます。
その体験から言いますと濃色のインポートブランド品のほとんどは、水分を含むと色が移ったり滲んだり致します。
もちろん日本ブランドのお洋服でも無い訳ではありませんが、特にインポートブランドは水に対する耐性が日本ブランドのお洋服に比べると格段に劣ります。
日本だけをターゲットに製造販売されている訳ではありませんから当たり前と言えば当たり前ですね。
海外では暑くても湿気も無くカラッとしている場合もあり、日本ほど湿気も無く汗もかかないので水に対する耐性をそんなに考える必要も無いのだろうと思います。
そう言う意味ではインポートブランドは日本向きのお洋服ではないんですね。
と言う事で、雨の日や汗をかきそうな日には着用しない様にするか等々の対策は必要です。
でも、着たいお洋服を着てファッションを楽しみたい訳ですから、インポートブランドはデリケートだと言う事をシッカリと理解したうえでファッションを楽しみましょう♪
ではでは〜。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
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