取れないシミは必ずはシミとは限らない事もあるのです
汚れやシミとは限らない
はい、随分と冷えてきましたね。
こんだけ、暖かい日と寒い日の温度差がありますと、体調管理も大変です。
もちろん風邪などひかぬように、しっかりと体の管理には気を付けましょう♪
おはようございます、シミ抜き修復師のオノウエです。
ええ、僕はしっかりと風邪をまたもや、ぶり返しました(笑)
今回は、お家で洗っても何をしても落ちないシミという事で、お預かりいたしましたお洋服があります。
こういう事は、ゴクたまにあるのですが、プロの油性の処理でも、水溶性の処理でも全く変化はなし。
なんなんでしょうね。
でも、こういうのがなんとしても取ろうと、実は結構燃える事はあります♪
こういう場合もありますその正体とは
はい、油性でも水性でも、色素処理でも全く変化なし。
でも、よく観察してみると分かってくるものなのです。
そんな時には、実はシミではない事があるのです。
しかし、お客様にとっては、『絶対に取って欲しいシミ』なのです。
そこで、その原因を確かめる為に、超拡大してシミと思われる場所を見てみると、お洋服の色と違う色の繊維が混じっているのが分かります。
はい、そうなんです。
これはシミでは無くて、このお洋服の素材とは違う繊維がどこかで付いたのでしょう。
たとえば上に羽織った衣類からか、それとも元々製造の段階で混じったのか。
原因は分かりませんが、いつも通りする事は一つだけです。
はい、シミを除去します。
正確にはシミでは無いですが。
いつも通り、色々な道具を使用してこの異物を取り除きます。
顕微鏡で見た結果、色の違う繊維だという事が分かりましたので、ゆっくり慎重に引っ張りだし、取り除きます。
はい、いつも通りにシミ抜き完了です。
シミではないですが♪
ではでは~
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。