去年洗い忘れてそのまま仕舞ってしまった今から着るクローゼットの中のお洋服をチェック
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去年の冬から一度しか着ていないクリーニングに出していないウールのセーターやジャケットやコートがあるならまずは穴が開いていないかチェックして下さいね。
はい、去年クリーニングしていないお洋服は一年間ずっとクローゼットの中で時を過ごしています。
一度でも着用すれば皮脂汚れが衣類に付き必ず汚れます。
そしてそのままクリーニングせずに長期間の保管を致しますと衣類の害虫にしてやられてしまう一番危険な状態になってしまいます。
お洋服を食べられてしまって穴を開けられてももちろん穴は塞ぐ事は出来ますが、衣類の害虫にお洋服を食べられてしまう様な事が今後起きない様にするのが重要なんですね。
おはようございますオノウエです。
穴が開いていなくても糸が変にほつれている場合には要注意です。
それはお洋服が衣類の害虫に部分的に食べられているサインかも知れません!
洗わずに仕舞ってあるお洋服には皮脂汚れやシミなど衣類の害虫が成長に必要なタンパク質が付いています
ウール製品はそれ自体がタンパク質で出来ておりますのでシミや皮脂汚れは衣類の害虫にとってはご飯にふりかけが掛かっている状態で美味しそうに見えているのです。
有効な対策の1つに「虫の成虫や卵を外から持ち込まない」と言う事があります。
外出先から帰ったらまずは玄関の外でブラシなどでブラッシングして、ココで成虫やくっ付いた卵等を振り払います。
植物には虫がどうしても寄ってきます。
時にキク科の植物には衣類の害虫である、コイガ、イガ、ヒメマルカツオブシムシ、カツオブシムシが集まりますので要注意です。
ガーデニング等でベランダに植物が近くにある場合も、お洗濯ものを取り込むときに一緒に虫も取りこまない様に注意して下さいね。
もちろん1番衣類の害虫に効果的なのは直ぐにクリーニング屋さんでクリーニングする事です!!
クリーニング屋さんのドライクリーニングをすれば虫も溶剤の中では生きられませんので死滅いたします。
しかし、ドライクリーニングだけでは水溶性の汚れは落ちませんので虫の幼虫に狙われやすいお洋服に付いた食べこぼしの汚れは水溶性の汚れなのでクリーニング屋さんの特別コースである、
「ダブルクリーニング(水を使用しない場合は×)」を行って水溶性汚れを除去してから仕舞いましょう。
クリーニング屋さんではその後に熱をかける乾燥も行い生蒸気でアイロンがけも致しますので更に殺虫効果アリです。
「着る前に洗うのではなく着たら洗う」この鉄則を心掛けましょう♪
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。