デニムの元々から濃い色の部分を薄くして周りのデニム生地の色と調和させる事は出来ますか

デニム生地は使用している内に経年劣化が起きて色が変化するのを楽しみながら着用するのも1つの楽しみですが待ちきれなかったり色の濃淡が気に入らない場合もあります

はい、今回はシミ抜きのご依頼ではなくデニムの元々からある、色の濃い部分や刺しゅうの柄の色が付いている部分を何とかして消して欲しいとのご依頼でした。

お洋服を着用するにあたって気に入らない部分がありますとそれはストレスになってしまいます。

ですので特にデニムの場合には経年劣化が起きて色が変化するの待ちきれなかったり、変化した色の濃淡が気に入らなかったりする場合もあるんですね。

からの今回のご依頼です♪

結論から言いますと元々の生地に付いている柄や色の濃淡を後から取り除く事は中々難しく手間の掛かるお仕事になります。

しかもデニムでしたら色の濃淡が激しいので生地に色修正(染色補正)を行いその質感を後から作るのは非常に難しくなります。

でも出来ないという訳でも事はありません。

何事もチャレンジしなくては出来る様にはならない訳ですからやってみるという事は非常に大切な事だと思います。

おはようございますオノウエです。
でもやはり難しいのでお仕上げまでには期間が1ヶ月は掛かりました。

この様な「お洋服に対するご希望を出来るだけ叶える!」的な変わったご依頼もお受けしております♪

 

お気に入りの1着に仕上げる方法は何も時間を掛けて行う経年劣化だけではありませんので気になる場合には染み抜きや色修正(染色補正)を行って変化させて早く変える事も方法の1つです

何でも天然や自然に時間を掛けて行う事が一番良い訳でもないと思います。

現在でしたら様々な理由があるとは思いますが、動物の毛を使用したリアルファーよりも科学的に化学繊維で作られたエコファーが流行っている現実もあります。

食べ物で言えばカニカマもそうかな(笑)
本物ではないけれど美味しいし見た目も違いが分からないぐらいですもんね。

って話がそれましたが、
必ずしも人工的に作った物や事がダメな訳ではありません。

自然に任せて色が経年劣化で薄くなっていく過程も楽しめ色が変化するのを楽しみながら着用するのも1つの楽しみ方ですし、デザイン的に気に入らないのであれば人工的に手を入れて変更して理想に近づける事でもいい訳です。

自分で選べる自由とそれを実現化出来る方法があれば良いですよね。

っと、言う訳で今回は珍しいご依頼ですがこんなのも出来ますと言うお話でした♪

今回の様にお洋服をご自分の理想に近づける為のお手伝いが出来れば嬉しく思います。
気になる「こんな事が出来るかな??」のご相談でもお受けしておりますので是非ともお声掛け下さいませ♪

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ではでは~。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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