固めのお洋服の生地が重なる縫い目の部分が白くなってしまいましたが元に戻せますか?

固めで分厚い生地のお洋服は生地の重なる部分にスレ(擦れ)や傷が発生しやすくそれが原因で生地が白くなってしまう事があります

はい、厚めの生地のお洋服は擦れなどの摩擦により出っ張った部分が、特に濃色の場合には変化しやすく見た目の色が剥がれた様に見え生地に使用感が出てきます。

それが味となるお洋服の場合には使用感やビンテージ感が出てきますので逆にいい感じになる事もあります。

ちなみに「ビンテージ(ヴィンテージ)」とはワイン用語で、元々人気があった中々手に入らなかったお品物が更に年月が経ち希少価値が上がったお品物と言う感じです。

お洋服では良く使われれますよね。

あと、ごっちゃになりやすい「アンティーク」とは、100年以上経過した手作り等の人気の上がった価値の高い骨董品の事を指すと言う感じですね。

ですのでアンティークはビンテージよりももっと古い場合を指す事が多い様です。

おはようございますオノウエです。

脱線してしまいましたが、古くなったり汚れたり劣化したりするのが見える場合にも勿論価値は存在します。

ですが、たまたま今回のお仕事はそのスレ(擦れ)により白くなってしまった生地を元の濃い色に復元するというお仕事でした♪

 

使用感やビンテージ感よりも見た目の綺麗感を優先する感性にもお応え出来るお洋服の色に対する特殊技術が「色修正(染色補正)」です

何も抜けてしまった色を修正するだけが「色修正(染色補正)」のお仕事ではありません。

色が抜けたりする事は先ほどご説明しました通り決して悪い事ではありませんから、そのお洋服の状態や現状に着用者が如何に価値を見出す事が出来るかが価値でありファッションだと思います。

勿論自分だけでなく自分以外から見た場合の価値観も存在致しますから、自分か他者かその価値観の重き基準をどちらに置くかやあるいは両方にするのか等の色んな価値観が存在する事は大事にしたいと思います。

「色修正(染色補正)のお仕事はこうでなくてなならない!」
と言う様な事は僕は全然思っていません。

望まれている状態に如何にして近づける事が出来るかが特殊技術を使うお仕事と思っています。

と言う訳で!

今回お預かり致しましたのは、濃い色のお洋服の生地の重なる部分に厚みが出てスレ(擦れ)により白くなってしまった部分をお直ししました♪

この様に無くなってしまった色をピンポイントで再び入れ直して復元する方法が「色修正(染色補正)」と言う特殊技術なのでお困りの際にはお声掛け下さいませ♪

【遠方の場合の衣替えの染み抜きのご相談はこちらまでご連絡くださいませ】

ではでは~。

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。#鬼桐さんの洗濯 #ふかさくえみ 

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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