先日にお預かりいたしましたしみ抜きは他のクリーニング屋さんでは取れないと2件断られた食べこぼしのシミでした

食べこぼしのシミでも応急処置やその後の処理の方法によっては簡単には取れないシミに変化する事があります

はい、今回お預かりのお洋服は最近は多い全く違う色である白と黒の組み合わせのポリエステル100%のワンピースに付いてしまった食べこぼしのシミでした。

当時の応急処置の段階ではおしぼりで擦った後にお家洗いで酸素系漂泊を数回施してから、クリーニング屋さんい持ち込まれたそうですが取れずに更に違うクリーニング屋さんでは断りされたそうです。

因みに画像にはありませんが白い生地の裏側は真っ黒の生地で裾の方は既に色落ちで色移りが発生しておりました。

白と黒の全く違う色の生地を使用しているお洋服の場合にはポリエステル100%でも黒い色から色素が滲み出てしまう事もあります。

白い部分には色移りしてしまう事が多く今までもこの様な案件は多数ありましたので、2件目のクリーニング屋さんではその辺りを懸念して断られたのだと思います。

おはようございますオノウエです。

お家お洗濯で数回、漂白も数回、1件目のクリーニング屋さんではシミが落ちずに2件目のクリーニング屋さんには断られた既に半年から1年は経過してしまったお洋服の染み抜きです。

 

一見すると直ぐに取れそうなシミでも複数回の染み抜き処置が行われている場合にはシミの下の生地が傷んでしまい再び染み抜き処理を致しますと色が出て滲んでしまう可能性があります

今回の場合には結論から言いますと問題なくシミを綺麗に落とす事が出来ました。

しみ抜きの処理で一番効果があったのは油性処理です。

油性の処理が一番効果があったという事は、このシミには現段階でも油性の油膜がシミの上に張っていたという事です。

その状態では当然洗剤や漂白剤は生地の奥まで浸透せずに表面の油膜に弾かれてしまいますので、お家での水洗いや漂白では効果がなかったんですね。

しかし、
クリーニング屋さんではドライクリーニングなので油汚れは落とせるんでは無いの??

と思われがちですが、この様な白と黒の切り返しのあるお品物の場合には、ドライクリーニングすると傷んでいる色(色素)が滲む事も多いんですね。

この場合にはどちらかと言いますとポリエステルですし水洗いの方がリスクが少ない事が多いのです。

更に食べこぼしのシミなので1件目のクリーニング屋さんでは水溶性の処置でも落とす事が可能と判断されたのだと思います。

しかしながら食べこぼしの汚れは料理に使用されている油も混じっている可能性が非常に高いので、先に油性の処理を行わないと今回の様に油膜が生地や糸への水の侵入を防ぎ洗剤や漂白剤の効果が発揮出来なくなってしまいます。

2件目のクリーニング屋さんは既に今までの経緯を聞いた時点で、黒い色が出て滲み白い部分に付いてしまう可能性と黒い色が薄くなってしまう可能性が考えられるのでお断りされたのだと思います。

因みに当店ではこの様なお家やクリーニング屋さんでどうにもならなかったシミを専門に取り除いておりますのでお受けしております。

もちろん起こりえるリスクは全てお伝えして全てをご理解頂いた場合のみお受けしております。

もしもこの様な「お家で取れないシミ」や「他店でも取れなかったシミ」や「10年以上前のシミ」でもリスクのご了承さえ頂ければこの様に何とかなる場合が多々ございます

どうぞ諦めないでご相談下さいね♪

ではでは~。

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クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会特別認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

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