今の季節に重宝しているアレですがもしも袋が破けて中身が飛び出てお洋服に付いてしまうと大変です

使い捨てカイロの袋が破けて中身が飛び出てお洋服に黒い汚れが付いてしまい生地に入り込み非常に取れにくくなってしまう

はい、今回のご依頼は使い捨てカイロの袋が破れてしまい中身がお洋服に付いてしまって取れないので何とかして欲しいとのご依頼でした。

ちなみに使い捨てカイロの中身は鉄紛や活性炭やバーミキュライトという土や塩分が入っております。
カイロの中身の鉄が酸素と触れて酸化鉄になる時に発生する熱をカイロとして利用しているんですね。

その中身の黒い粉はお洋服に付いてしまいますと、特に水分を含んでいる場合には非常に厄介なシミになってしまいます。

取れにくい鉄錆が付着した上に、炭(カーボン)や土の黒い細かい粒子が水によって膨潤(膨らんだ)した生地の繊維の隙間に入り込んでしまいます。

おはようございますオノウエです。

ここまで聞いた時点でも、もう、錆び取りや物理的な力で取り除かないといけない粒子など取れにくいシミのオンパレードとなっております(笑)

笑い事ではありませんがそれほどまでに大変なシミになってしまいますので、くれぐれも使い捨てカイロの処分には十分にお気を付け下さいませ。

 

お家でのお洗濯で取り切れない赤い汚れや黒い汚れの正体は大体の場合には鉄錆と炭の煤やカーボンの様な水にも油にも溶けないミクロの粒子

あと、使い捨てカイロの成分には鉄の酸化を促進させる為の塩分も含まれており、水と塩分と言えば汗の成分とよく似た状態になります。

それを取り除く為には水による洗い流しも必要になってくるのですが、先に水に浸けてしまいますと生地がもっと膨潤してしまい黒い汚れが益々生地の繊維の中に入り込んでしまいます。

ですので順番としては先に黒い汚れを水を使用せずに出来るだけ取り除いて、その後に水を使用して残った黒い汚れと塩分を取り除いて最後に錆を取り除きます。

取り除く順番を間違えると余計に取れにくくなる場合もありますので注意が必要ですね。

今回の使い捨てカイロの袋が破れてしまい中身がお洋服に付いてしまい、お家では取れないシミになってしまったシミも殆ど綺麗に取り除く事が出来ました。

もしも、得体のしれないお家で洗っても取り除く事が想像の出来ない様なお洋服のシミは、何もせずに早めにご相談下さいね。

お家では取り除く事が不可能な汚れやシミでも、クリーニング屋さんの特殊機械と技術と薬品でピンポイントに処理致しますので是非ともお声掛け下さいませ♪

ではでは~。

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クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。

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