クリーニングにはジャケットやコートのベルト等の付属品も一緒に出した方が良いのでしょうか

付属品もお洋服のファッションポイントの一部ですので汚れやシミは取り除いておきましょう

はい、コートの襟元に付いている取り外せる付属品であるチン・ストラップや肩口にあるエポーレット等やベルトは現在では実用性と言うよりは、ファッションの一部として実用性があった頃の名残としてお洋服には付いています。

付属品とは言えその存在感はファッションの重要アイテムとも言えます。
ですので当然汚れやシミが付いていてはマイナスポイントにもなりかねませんよね。

ですので当然の事ながら汚れ落としもシミ抜きも必要となります。

プラスティックで出来ているバックルなどは傷は入りますが殆ど汚れる事はありません、ですが生地で出来ている付属品はお洋服から出っ張っている分よく汚れます。

特に殆どの付属品は大体お洋服の一番外側に付いておりますので、汚れも付きやすく傷もつきやすくスレも出やすいんですね。

ですので、ドアに挟まったり持ち運びしている時に引きずってたり擦れたりしてダメージの大きな場合も多々あります。

おはようございますオノウエです。
付属品のしみ抜きは勿論の事、もしも付属品が壊れてしまっても直せる場合も多いので気になる場合はぜひご相談下さいませ♪

 

付属品をクリーニングする時にはそれぞれの部位に合わせてガードカバーを使用して傷等がつかない様にしてクリーニング致します

ベルトのバックルやボタンは乾燥時に過度な負荷が掛かってしまう破損する場合があります。

形ある物ですので時間経過と共に脆くはなってきておりますのでいつか壊れてしまう時が来てしまいますが、出来るだけそうならない様にガードカバーを使用してクリーニング致します。

ベルトがお洋服と同じ色の生地で出来ている場合ですと、クリーニングにはお洋服の本体と一緒に付属品も出した方がお洋服との色の調和が均一にとれます。

ベルトやフードなどの付属品はクリーニングする場合には別途料金が掛かりますので、取り外した状態で本体のみをクリーニングに出される場合がありますがその時には気を付けたい事があります。

クリーニングに出して次のシーズンに着用しようとした時に起こりやすいのが、お洋服の本体から外して保管したはずのベルトやフードがクローゼット内にあったはずなのに何処かに行ってしまい見つからないと言う事なんです。

一度本体から外してしまいますとお洋服の本体がクリーニングから戻ってきても再び取り付けるのがついつい面倒くさいのでそのまま放置してしまいドコに行ってしまったか分からなくなるケースがあるんですね。

その様なトラブル防止の為にも出来ればお洋服のクリーニング時には付属品もお洋服の本体から外さずに一緒に出しましょう♪

ではでは~

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。