デニムのシミを取ろうとして漂白したら白くなってしまったので何とかして欲しいとのご相談をお受けいたしました

インディゴ染料は漂白剤を使うと色落ち致しますのでデニムが汚れた時でも漂白剤は絶対に使わないでね

はい、デニムのブルーはインディゴ染料(顔料)と言いまして、元々そんなに生地にしっかりと付くような強い染料ではありませんので着用している内に擦れやお洗濯によりだんだんと色落ちしていきます。

もしもお家で汚れてしまったデニムのシミを取ろうとした場合には部分的に擦ったりシミ抜きや漂白はしないで下さいね。

以前にデニムのシミ部分を漂白したら部分的に白くなってしまったので何とかして欲しいとのご相談をお受けいたしました。

そんな強くない染料のインディゴですので当然漂白なんてしてしまったら色なんてすっ飛んでしまいます。

その繊細な色の弱点が逆に魅力になっているんデニムにワザとダメージを与えて使用感のある色落ちしたデニムにする事もありますが部分的に白けてしまいますとカッコ悪いですからね~。

おはようございますオノウエです。
デニムって年齢に関係なく着用出来る永遠のおしゃれ定番アイテムですよね♪

 

※ヘアカラーを取り除きその後に色修正を行ったデニム

もしも色が抜けてしまってもその色を直す事が出来るかも知れません

デニムの場合はシミを取ろうとするとシミが取れてもシミの下にある色まで取れてしまう事が非常に多いのです。

でも、
もしも色が抜けてしまった時には是非ご相談くださいませ。
その無くなった色をまた元の状態に近い状態まで戻せるかも知れないんですね。

その特殊技法は色修正(染色補正)って言います。
お洋服の修復師が無くなった色を見極めて新たに足す事で元に近くなる様に修復いたします。

そういう訳でもしもの時には相談してくださいね♪

ではでは〜。

【遠方からの場合の宅配しみ抜きクリーニング】のご要望はコチラ

クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル

尾上昇
尾上昇
大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。

メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。

メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。

メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。

メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。

”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。