クリーニング屋さんの水洗いに近い感じのお洗濯をしてみたい場合にはコレ
お家の水洗いお洗濯とクリーニング屋さんの水洗いお洗濯の違い
はい、お家でのお洗濯と言えば普通は洗濯機を使い水と洗剤を入れて柔軟剤をセットして水で洗う。
こんな感じですよね。
もちろんクリーニング屋さんでも業務用ですが洗濯機を使います。
業務用なのでお家の洗濯機に比べると大きくヨコ型のドラム式なので、回転する以外にドラム内で上から下に落ちるという力も加わりより汚れを落とします。
水はクリーニング屋さんによってはより軟水に近い水を使用したりして汚れ落ちが良くなるように工夫されています。
洗剤も家庭用の洗剤とは違うより強力な洗剤を使います。
強力と言っても家庭用の洗剤の様に絶対に変な事が起こらない様に安全安定に作られているのではなく、衣類に対して衣類が耐えられるギリギリのラインで作られている、プロ専用のいわばリミッターを外してある洗剤なんですね。
もちろんこの様な強力な洗剤はお家では使えません。
でもですね!
家庭用の洗剤でも今より強力に使う事が出来る方法があるんです♪
おはようございますオノウエです。
もうご存知の方も多いと思いますが、それは「水の温度を上げる」という事なんです!
クリーニング屋の水洗いは温度を自由自在に操って行います
実はクリーニング屋では水洗いと言ってもほとんどお湯で洗う事が多いのです。
Yシャツ等はクリーニング屋さんにもよりますが、40℃から70℃ぐらい近くまで温度を上げて洗う場合もあります。
逆にデリケート素材や色柄物の場合には常温から40℃ぐらいまでの温度を管理してお洗濯いたします。
クリーニング屋さんの場合は、例えば洗剤や漂白剤での漬け込みの場合ですと高温度で短時間漬け込みや、低温度で長時間漬け込みをする等の方法でお洋服にダメージを与えずに温度を管理して行います。
お家のお洗濯でも45℃ぐらいまでなら上げる事は可能ですね。
ワイシャツやポロシャツ等の綿製品で白いお洋服なら比較的に強い衣類ですので温度を上げて洗う事は可能です。
でも、当然お湯で洗う方が洗浄力が高まりますが、生地に対しての反応も敏感になるので注意が必要です!
例えば色柄物ですと色が滲んだり致します。
最近の家庭用洗濯機では50℃以上の温度にも耐えられるように作られている洗濯機もありますので、新たに購入するのなら高い温度でも洗える洗濯機がオススメです♪
普通の洗濯機で温度を50℃以上に上げる場合は排水する前にシッカリと水で薄めて温度を下げてから排水しないと、排水用のホースが高温度で縮んでしまい排水が出来なくなってしまいますので高温度のお水を使う時にはくれぐれもお気を付け下さいね♪
と言う事で結論、クリーニング屋さんの汚れが良く落ちるお洗濯に近い水洗いお洗濯を行うのなら、
「水の温度を最大45℃近くまで上げてからお洗濯をする」
でしたー!
色柄物やデリケート素材は洗ったらダメよ♪
ではでは~。
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。