日常生活でスーツ等のお洋服にペンキが付いたらショックですよね
予期せぬところでペンキは付きます
はい、しみ抜きのご依頼でも意外にも多いのが、ペンキが付いたと言うシミ抜きです。
通常の生活では、まずペンキは使いません。
なので、『イヤイヤ!ペンキなんて、そんなにしょっちゅう付くもんじゃないでしょ!』
と、思われがちです。
もし使うとしても、日曜大工とかでペンキが付いても良いような服装で挑んだり致しますよね。
後は学生さんの場合でしたら、イベントとかで使う事も有るかと思います。
が、
実は日常生活でも、結構ペンキが付いてしまうシチュエーションって意外にあるんです。
おはようございます、修復師のオノウエです、まいど!
そうです、特に多いのがマンションや商業施設のペンキ塗り立て状態です。
ペンキは付くはずの無い所でよく付きます
ええ、本当の話です。
よくあるのが、マンションの建て直しでの手すり塗り替え中や、外壁等のペンキの吹き付け修復作業等に飛散したりで付いてしまったケースがあります。
その他にも、前に有りましたのが屋根の塗り替えで、お隣のお家の洗濯物に色が付いてしまった等のご依頼をお受けいたしました。
そして大体の場合は残念な事に、クリーニング屋にシミ抜きで出る事が無く、捨てられてしまう場合が多いのです。
そこで!
少量なら取れる可能性がある事をお伝えいたしますね♪
【ペンキ除去の事例①】
よくあります学校でのイベントで、ペンキが付いた例です。
制服等は生地が丈夫で意外に取れやすいので、ペンキが付いたらしみ抜きお勧めですよ♪
【ペンキ除去の事例②】
スーツのジャケットです。
裏地にも付いていたので、腰ぐらいのペンキ塗り立てポール等に接触したのかも知れませんね。
対象がウールの場合は、比較的キレイに取り切れる事が多いですね。
【ペンキ除去の事例③】
同じく、スーツのスラックスです。
コチラは、突発的にペンキが付いたと思われます。
先ほどのスーツ同様、ウールですのでキレイになりました。
【ペンキ除去の事例④】
高価なダウンです。
コチラは、ペンキかコーキング剤かも?との事で、かなりベットリと付いています。
しかし、表面に乗っている状態でしたので、シャイン加工のコーティングもダメージ無く取る事が出来ました。
実際には、処理してみないと分からない部分もありますが、もし、色や生地に変化が起きても修復出来る事が可能なら、かなり良くなります。
事例を見てもらって、リスク等もお伝えしたうえでのお預かりになります。
もちろんまた着る事が出来る様になって欲しいですからね。
頑張りますよ♪
ではでは~
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。