ヘアカラーはお洋服に付いても自分で取ろうとしない方がイイのか
美容師さんの方からのご相談がありました
はい、たまにご相談頂く事があるのですが、美容室に来られたお客様のお洋服にヘアカラー剤が付いてしまったと言うご相談。
付いてしまったその時点ですぐにご相談頂いて、対応が出来れば比較的落ちやすいです。
ですが、今回はヘアカラー剤が付いたお洋服のシミをあわてて取ろうとして、塩素を使用してしまったみたいなんですね。
それで、余計にひどくなったので治せないかと言うご相談でした。
おはようございます、オノウエです。
ええ、もちろんお洋服に塩素を使うのはNGですよ。
一応参考までに塩素について、前回にブログで書いた記事です。
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『落ちないシミなので取り敢えずハイタ―というのはやめましょう』
もし塩素を使おうと思ったらその前にチョット考えよう
でも、ナゼ塩素を使うとダメなんでしょう?
実は塩素をお洋服に使うと、お洋服の生地に使用されている糸が溶けてしまうのです。
糸の表面が溶けるので、色や汚れが無くなるんですね。
でも、糸が溶けると、糸が細く脆くなり切れやすくなります。
そのついでに、生地も糸も無くなるんです。
さらには、糸が溶けて表面がツルツルになる事で、後から色を付けても色が滑って付ける事が出来なくなります。
要するに、簡単には再生が効かなくなるんですね。
ですので、もしカラー剤が付いて『えらいこっちゃ!自分で取らなきゃ!』と思っても、その前にちょっと一呼吸おいて考えてみて欲しいのです。
例えばこういう事ありませんかね?
お客様が自分の前髪が気に入らないので、ネットで『うまく切れる前髪』で検索して自己流で前髪を切りました。
結果『こんなはずじゃなかった!どないしよう!』って事の相談も多いと思います。
そりゃあネットで調べて、パパッと上手には中々出来ませんよね。
そんなご相談があった時には、お客様にこう言われると思うんです。
『自分で切ろうと思うその前に、迷ったらぜひご相談して下さいネ』って。
ですよね、先ずは相談してからでも遅くはないと思うんです。
もしかしたらその時に、自分で前髪を切っても上手く行く方法とかも教えてもらえるかも知れません。
それと同じですよね。
僕も自分に置き換えてみると、結構『やっちまった!』って言う経験は多々あります!
後で、『あ~、自分でやらなかったら良かった・・』って(笑)
やっぱり困った時には、色んな勉強して経験してきたその道のプロに聞いてみて、自分でムリならプロにまかせるのが1番なのです。
アレコレしてしまってからでは、治るモノも治らなくなってしまいますよね。
てな訳で!!
『もし、カラー剤がお洋服に付いても塩素は使わないでね!』
そんな時にはクリーニング屋にご相談下さいませ♪
ではでは~
僕もご相談に乗りますよ~♪⇒ ISEYAのライン
クリーニングISEYAシミ抜き修復師オノウエノボル
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大阪府吹田市五月ヶ丘北のクリーニングISEYA代表オノウエです。TeMA-クリーニングアドバイザーCA/京技術修染会認定修復師/京技術修染会関西地域認定講師/クリーニング師/と複数の専門資格を習得。
メディア:株式会社商業界発行・ファッション販売2016年12月号にて、衣類のお手入れガイドブックを掲載。
メディア:漫画家のふかさくえみさん作「鬼桐さんの洗濯」第2巻と第3巻の表表紙を開けた裏に参考資料として僕のブログである「onouenoboru.com」を掲載して頂きました。
ハッシュタグは「 #鬼桐さんの洗濯 」「 #ふかさくえみ 」 で検索。
メディア:吹田市男女共同参画センターデュオさんにて「プロ直伝 洗濯・アイロンのコツ~男性のための暮らしに役立つ簡単家事術~講座」開催いたしました。
メディア:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつさんの交流室にて「知って得する洗濯豆知識と、簡単!キレイに仕上げるアイロン講座」を開催いたしました。
”3度の飯よりシミ抜きが好き” ”休日はシミ抜き勉強会”こんなクリーニング師をはじめとする熟練スタッフが、お客様の”シミ”をお待ちしています。
お客様に喜んで頂く笑顔が一番のやり甲斐です。『うちのクリーニング屋さん』と呼んで下さい。